経営 2019年05月09日

東北大学との産学連携について

株式会社ビルワーク・ジャパン(代表取締役:納庄国英)は、国立大学法人東北大学大学院教育学研究科・臨床心理学分野(上埜高志教授/安保英勇准教授)との産学連携による『現業労働者の職場適性を測定するツール(仮)』の開発研究を開始いたしましたのでお知らせします。

現在、産業・労働領域において、ワーク・エンゲイジメント(Work Engagement)※の概念が注目されています。
従来、心理学領域では、ネガティブな要因(不安、抑うつ、ストレス)が研究対象となってきましたが、昨今はポジティブな要因(幸福感、満足感)に関するポジティブ心理学が注目されてきております。
そこで本開発研究では、ポジティブ心理学を軸に、弊社主要事業でもある清掃、設備管理、車両運行等の「現業労働者」の職場適性に関する探索的な調査研究を行い、労働者個々の心身の健康や離職率低下、企業全体の生産性向上に貢献することを目的としております。

『測定ツール』完成の折には一部オープンソース化も予定しており、自社に限らず、広く現業労働者の労働環境向上に寄与することを目指します。

※ワーク・エンゲイジメントとは
「仕事に関するポジティブで充実した心理状態であり、活力、熱意、没頭によって特徴づけられる。」とされています。

開発研究期間:2019年01月10日~2020年03月31日(進捗により前後する可能性あり)

左から(東北大学大学院教育学研究科:安保英勇准教授、同研究科:上埜高志教授/弊社代表取締役:納庄国英、取締役副社長:納庄貴光)